接客の声

接客の声で印象は変わる:明るく、聞き取りやすい声の整え方

 文:企業研修 編集部/監修:たーなー先生(田中直人)

接客では、話す内容と同じくらい、声の印象がお客さまの気持ちを左右します。特別な才能がなくても、姿勢と口の使い方、話す速さを整えることで、明るく聞き取りやすい声に近づけます。

感じのよい声の三つの要素

  • 明るさ:口角を少し上げて話すと、声も明るく聞こえる
  • 聞き取りやすさ:口をしっかり動かし、語尾まではっきり言う
  • 落ち着き:急がず、相手の話し終わりを待ってから話す

いつもより少しだけ高めの声を意識すると明るい印象になりますが、無理に高くすると疲れやすくなります。自分が楽に出せる範囲で調整しましょう。

よく使う言葉を練習する

「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」「少々お待ちください」など、毎日くり返す言葉ほど、早口になったり語尾が消えたりしがちです。

よく使う言葉を書き出し、一つずつ、相手の目を見て言うつもりで声に出して練習します。録音して聞き返すと、自分のくせに気づけます。

聞く声も大切に

お客さまの話を聞くときの「はい」「かしこまりました」も、印象を大きく左右します。相手の話の速さや声の大きさに少し合わせると、安心して話してもらいやすくなります。

一日の声を守る

接客は一日中声を使う仕事です。こまめに水分をとる、休憩中は大きな声を出さない、始業前に軽く体と声をほぐすなど、声の負担を減らす習慣をつけましょう。声のかすれが長く続く場合は、医療機関に相談してください。