プレゼンの話し方
プレゼンの声は「最初の一文」で決まる:聞き手に届く話し方の準備
プレゼンでは、資料の出来より先に、話し始めの数秒で「この人の話を聞こう」と思ってもらえるかどうかが決まります。最初の一文を決めて、声に出して練習しておくことが、いちばん効果の大きい準備です。
最初の一文を決めておく
話し始めは緊張しやすく、早口になったり声が小さくなったりしがちです。だからこそ、最初の一文だけは一字一句決めて、何度か声に出して練習しておきます。
最初の一文には、「今日お伝えしたいことは一つです」のように、聞き手が話の全体像をつかめる言葉を選ぶと、そのあとの話が入りやすくなります。
話す速さと間
人前で話すと、自分が思っているより速くなるものです。いつもより一段ゆっくりを意識し、文の切れ目でしっかり間を取ります。
- 一文を短くし、一文で一つのことを言う
- 大事な言葉の前に、一呼吸の間を置く
- 数字や固有名詞は、ゆっくり、はっきり言う
- スライドを切り替えたら、聞き手が目を通す時間を待ってから話す
声の出し方を整える
声が届かない原因は、声の大きさよりも、姿勢と呼吸にあることが多くあります。背すじを伸ばし、肩の力を抜いて、話す前に一度ゆっくり息を吐いてから吸うと、声が安定しやすくなります。
会場の一番後ろの人に話しかけるつもりで声を出すと、自然に声が前に出ます。オンラインの場合は、マイクとの距離を一定に保ちましょう。
練習のしかた
- 全体を一度、声に出して通す
- スマートフォンで録音し、速さと語尾を聞き返す
- 言いにくい部分だけを取り出して練習する
- 本番と同じ立ち位置や画面で、もう一度通す
録音を聞き返すと、早口や語尾が消えるくせに気づけます。気になる点は、一度に一つずつ直すのがおすすめです。